◇障害児100人も出演 女性の地位と障害者福祉の向上に尽くした大村市出身の石井筆子(1861~1944)を描いた映画「筆子・その愛―天使のピアノ」の試写会が14日、同市のシーハットおおむらである。筆子役の常盤貴子さん、加藤剛さんら豪華キャストと、全国オーディションで選ばれた約100人の障害児が出演している。 大村藩士の娘として生まれた筆子は、津田梅子とともに女性の地位向上に尽力した。長女が知的障害を抱え、夫を亡くす不幸が襲うが、国内初の知的障害児者施設「滝乃川学園」(東京都)の創始者・石井亮一と再婚し、多くの障害児に無償の愛をささげ「障害児教育の母」と呼ばれた。 映画は昨夏から山田火砂子監督らが製作を進めた。山田監督の長女も重度知的障害者で「社会福祉がない時代に先頭で戦った人。福祉に携わる人にこの映画を見てほしい」と話している。 14日の試写会は午後2時、午後5時の2回あり、高校生以上1800円、小・中学生、障害者、65歳以上1200円。また、高校生以上のみ1500円で前売りがある。このほか長崎セントラル(長崎市)でも2月10日から3月2日まで上映予定。問い合わせは現代ぷろだくしょん(03・3371・3925)へ。【柳瀬成一郎】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000206-mailo-l42
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment